モバイルシステム技術検定1級の
直前1週間にやること
- 直前の1週間は、新しいことを覚えるより、もちこ道場の模擬試験(60問・60分)を2回解いて、点を取りこぼしている所をふさぐ期間にします。
- 解き直す順は、正答率の低い章 → 出題の多い章です。もちこ道場の模擬試験の配分から、第2章・第3章は7問前後、第4章は6問前後と予想しています(ほかの章は5問前後)。
- 前日は、用語の確認と、当日の持ち物・到着時刻の確認だけにして、早めに寝ます。
この記事の目次
直前の1週間の考え方
試験の1週間前に、新しい章を一から覚えるのは割に合いません。すでに取れている問題を落とさず、あと数問を拾うことに時間を使います。
目安は「合格点は?」と同じく、受ける科目の範囲で、時間を計った演習の正答率を7割以上で安定させることです(もちこ道場の考え方)。そのために、1週間で模擬試験を2回解き、間の日で弱いところを直します。
もちこ道場の模擬試験は全12章から60問を60分で出題します。本番(1科目43問・60分)とは形が違います。章ごとの正答率を見て、受ける科目の章の弱いところを見つけるために使ってください。
1週間の予定表
| 日 | やること | 時間の目安 |
|---|---|---|
| 7日前 | 模擬試験の1回目(60問・60分)。終わったら、章ごとの正答率を見る | 1.5時間 |
| 6日前 | 受ける科目の章のうち、正答率の低い章を2つ選び、章ごとの問題を解き直す | 1〜2時間 |
| 5日前 | 出題の多い第2・3章(ネットワークを受ける場合)や、まだ解き直していない弱い章 | 1〜2時間 |
| 4日前 | 似た用語・取り違えやすい用語をまとめて確かめる | 1時間 |
| 3日前 | 模擬試験の2回目(60問・60分)。1回目と比べて伸びた章・伸びない章を見る | 1.5時間 |
| 2日前 | 2回の模擬試験で間違えた問題だけを解き直す | 1〜2時間 |
| 前日 | 用語の確認を少しだけ。持ち物・会場・到着時刻を確かめて、早めに寝る | 30分 |
解き直す章の選び方
先に模擬試験で正答率の低い章、次に本番で多く出ると予想される章を選びます。本番でその章から何問出るかは公表されていません。もちこ道場の模擬試験(60問)の章ごとの出題数から、次のくらいと予想しています。
| 章 | 模擬試験の出題数(予想の目安) |
|---|---|
| 第2章 無線アクセスネットワーク技術・第3章 コアネットワーク技術 | 7問前後 |
| 第4章 IoTシステム技術 | 6問前後 |
| 第5章〜第12章 | 5問前後 |
章ごとの差は数問ですが、ネットワークを受けるなら第2章・第3章は優先します。章の中身は「第2章の要点」「第3章の要点」などの章の要点の記事で見直せます。
前日と当日
前日は、試験の内容よりも当日の確認を優先します。受検の日時と会場、顔写真付きの本人確認書類、試験開始の15分前までに着く道順を確かめます。遅刻すると受けられません。
本番は1科目43問を60分で解くので、1問約84秒が目安です。1問に時間をかけすぎず、迷ったら先に進んで、残った時間で見直します。当日の流れは「当日の流れ」にまとめています。
第2章の問題を2問、解いてみる
もちこ道場の第2章の問題です。演習画面と同じ解説(図解・選択肢ごとの解説)を付けています。
問1
広帯域な無線伝送を行う際、マルチパス遅延波の影響によって伝送帯域内の周波数ごとに振幅や位相の落ち込み方が異なる周波数選択性フェージングが発生する。OFDM方式では、伝送帯域を多数の狭帯域サブキャリアに分割することで、各サブキャリアの帯域内では等価的に1フェージングとして扱えるため、波形歪みの等化処理が容易になる。
答えと解説を見る
正解は 3(フラット)です。
【概要】
広帯域伝送では、マルチパスの遅延波によって帯域内の周波数ごとに変動が異なる周波数選択性フェージングが起きる。OFDMの各サブキャリアは狭帯域なので、その帯域内の変動はほぼ一様なフラットフェージングとみなせ、等化が容易になる。
【図解】実験的機能
図解は実験的機能です。内容を簡略化しているため、公式テキストの記載と異なることがあります。
【各選択肢の解説】
- 1. レイリーあなたの解答 レイリーフェージングは移動中に多方向からの反射波を受けて受信レベルが深く落ち込む現象であり、帯域内の変動が一様という性質を表す語ではない。
- 2. シャドーイングあなたの解答 シャドーイングは周辺の建物などに遮られて受信レベルが下がる現象であり、サブキャリア帯域内の変動の様子を表す語ではない。
- 3. フラット正解あなたの解答 フラットフェージングは帯域内の変動がほぼ一様なフェージングで、狭帯域の各サブキャリアではこの状態とみなせる。
- 4. バーストあなたの解答 バーストは特定の時間に誤りが集中するバーストエラーを指す語であり、フェージングの周波数特性を表す語ではない。
問2
広帯域無線通信において、送信データを周波数軸上の複数のサブチャネルへ一定ルールに従って高速に切り替えながら伝送する周波数ホッピングは、1拡散方式とも呼ばれる。この方式は、伝送帯域内に周波数選択性の歪みが発生しても、一部の欠落データを誤り訂正処理等で復元できる利点を持つ。
答えと解説を見る
正解は 4(間接)です。
【概要】
周波数ホッピングは無線帯域をサブチャネルに分け、高速に切り替えながら送る拡散変調の一種である。拡散符号を使う直接拡散方式と区別するため、間接拡散方式と呼ばれる。
【図解】実験的機能
図解は実験的機能です。内容を簡略化しているため、公式テキストの記載と異なることがあります。
【各選択肢の解説】
- 1. 直接あなたの解答 直接拡散は拡散符号で信号を広帯域に広げるCDMの方式であり、周波数を切り替える周波数ホッピングの呼び名ではない。
- 2. 時間あなたの解答 時間は時間軸上で区切って多重するTDMなどに関わる語であり、周波数ホッピングを指す拡散方式の名称ではない。
- 3. 位相あなたの解答 位相は変調で情報に応じて変化させる量の一つであり、周波数ホッピングを指す拡散方式の名称ではない。
- 4. 間接正解あなたの解答 間接拡散は周波数ホッピングの別名で、送信信号を時間とともに異なるサブチャネルへ移して広い帯域に拡散する。
第2章のほかの問題は、ベーシックプランで解けます。まずは登録なしで、第1章の44問を試せます。
よくある質問
模擬試験は、本番と同じ形ですか?
同じ形ではありません。もちこ道場の模擬試験は、全章から60問を60分で出題します。本番は1科目43問を60分です。時間を計って全体の力を確かめるために使い、受ける科目の章の正答率を見て弱い章を決めます。
1週間前の模擬試験で7割に届かなかったら、受検日を変えたほうがよいですか?
申込期間中で空席があれば、受検日の3日前の23時59分まで日時と会場を変えられます(公式ページの案内)。申込期間と試験期間には終わりがあるので、変えるなら早めに決めます。届かなかった分が数問なら、弱い章を解き直して2回目の模擬試験で確かめてから決めても間に合います。
直前に公式テキストを最初から読み直すべきですか?
1週間で全12章を読み直す時間はとりにくいので、おすすめしません。模擬試験で間違えた問題の解説を読み、分からなかったところだけテキストのその節に戻ります。
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試験の日程・受験料・合格率などの公式の情報は、2026年10月27日にMCPC の公式ページで確認しました。最新の情報は公式ページで確かめてください。